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Data Science by R and Python

統計学を、広く、深く、わかりやすく。

ShinyをCSSで拡張しようぜ! - Rでつくるウェブアプリケーション -

Shiny

先日、記事で「Shiny」というパッケージを用いたウェブアプリケーションの作成方法についてお話ししました。今回は、そんなウェブアプリケーションをCSScascading style sheets)で拡張しようじゃないか!というお話です。こちらの記事により詳しく書かれています(Shiny - Style your apps with CSS)が、自分の勉強用に作成しています。


CSSはご存知の通り、HTMLで書かれた構造をデザインするためのものです。ShinyのインターフェースがHTMLで書かれているため、オリジナルのCSSを作成することによって、Shinyの見栄えを奇麗にすることができます。CSSについて勉強したい人はコードアカデミーなどで調べればコースはいっぱいありますので、ここでは割愛。

ShinyのアプリケーションでCSSを取り込む方法は3つあります。

  • wwwというディレクトリーの中にスタイルシートを入れる方法
  • HTMLのヘッダーにCSSへのリンクを張る方法(これが一番自然?)
  • styleをHTMLタグの中に直接書き込む(これは、ウェブだとあまり推奨されない)

これをそれぞれ解説していきます(今日は、時間の都合で最初の1つだけです)。まずは、一番最初のwwwのディレクトリーにいれる方法について。

wwwというディレクトリーの中にスタイルシートを入れる方法

まずは、イメージをみせるために、スタイルシートを用いない場合のデザインを示します。かなり簡素なデザインで、、、一面真っ白です。
f:id:tomoshige_n:20140821235418p:plain

それをスタイルシートを導入するだけで、こんな感じで変わります。

f:id:tomoshige_n:20140821235428p:plain


このようなウェブアプリケーションを作成するために必要なものを書いてきます。先日の記事でも書いたようにshiny appは、2つの要素からなります。アプリケーションを実際に動かすサーバー側と、表示するインターフェースです。これらのファイルは、次のようにつくりました。

#ui.R
library(shiny)
#define UI
shinyUI(
	fluidPage(
		theme = "bootstrap.min.css", #wwwフォルダーの中のcssファイルを指定
		headerPanel("New Application"),
		sidebarPanel(
			sliderInput("obs", "Number of observations:",min = 1, max = 1000, value = 500)
		),
		mainPanel(plotOutput("distPlot"))
	)
)
#server.R
library(shiny)

#define server logic required to plot various variables against mpg

shinyServer(function(input, output){
	output$distPlot <- renderPlot(function(){
		dist <- rnorm(input$obs)
		lim_x=c(min(dist),max(dist))
		lim_y=c(0,0.5)
		hist(dist,xlim=lim_x,ylim=lim_y,probability=T)
		par(new=T)
		plot(density(dist),xlim=lim_x,ylim=lim_y,xlab="",ylab="",main="")
	})
})

そして、次にスタイルシートです。今回はブートストラップのCSSを利用しましょう。こちらからダウンロードすることができます。Bootswatch: Free themes for Bootstrap。ここから好きなテーマを選んで、ダウンロードします。そして、次のようにディレクトリーを構成します。ここでwwwフォルダーの中に入っているのが上のページからダウンロードしたbootstrap.min.cssです。

f:id:tomoshige_n:20140821235922p:plain

あとは、ターミナルから、このフォルダーのあるdirectryに移動して、以下のコマンドを実行すると、先ほどのようなCSSの反映されたshiny appが完成します!

R -e shiny::runApp('shiny_css')

ui.Rに書き込む方法

ちなみに、今回はthemeという関数でcssを参照しましたが、別の方法もあります。ui.Rの中に書き込むというものです。bootstrap.min.cssのファイルはwwwのフォルダーの中に入れっぱなしでOKです。で、ui.Rだけ以下のように書き換えてください。ここで、以下のコードを見ていただければわかるように、hrefのパスの中に"./www"のような記述は必要ありません。shinyではwwwというサブディレクトリは特別な意味を持つようです。

#ui.R
library(shiny)
#define UI
shinyUI(
	fluidPage(
		tags$head(
			tags$link(rel="stylesheet",type="text/css",href="bootstrap.min.css")
		),
		headerPanel("New Application"),
		sidebarPanel(
			sliderInput("obs", "Number of observations:",min = 1, max = 10000, value = 500)
		),
		mainPanel(plotOutput("distPlot"))
	)
)

同様に、ターミナルからappを動かせば同じ結果が得られるはずです。