【1日目】1週間限定独りリレーブログ
今年も,もうすぐ終わりですね.そして,更新しなきゃ!と思って放置していたこのブログも遂に放置して7ヶ月が経とうとしています.真面目に更新しろよ,自分.ということで,年末こそは更新するぞを息巻いて,1日目の更新をします(※このブログも,現在月に1万Viewぐらいは頂いているようで,嬉しい限りです).毎年,この時期になると,「指が冷たいから,数式書くのやだ...」とか,「やばい,論文が間に合わない」と焦っているのですが,今年もそんな感じでバタバタです.
2015年の研究活動の振り返り
2015年は,どんなことをしていたのかというと主に対外発表をさせて頂きました.
・初国際学会で発表(8月 シアトル)
・初国内学会で発表(9月 岡山)
・初研究集会で発表(11月 東京)
特に思い出深かった8月の国際学会の発表を書いてみようかなと.
国際学会(8月)
JSM2015(Joint Statistical Meeting 2015)に行かせて頂いて,発表をさせて頂きました.
www.amstat.org
これが,自分にとっては2015年一番印象に残っている出来事かなと思います.参加者が7000+人,セッション数700というみたこともない規模に圧倒されながら,そして自分のセッションでは足が震えながら発表しました(英語の添削などもいろんな方にお手伝いいただきました.日本語のニュアンスを,英語に翻訳するのは難しいことを実感しましたし,もっと〆切前に頑張らねばというコトを痛感した次第.).
(初参加の人向けのセッション写真)
(エントランス周辺の人だかり)
僕の発表は,タイトルの通り微小粒子状物質に関連するお話で,現状の解析手法で懸念されることや,空間上のPM2.5の分布のBayes予測の話をしました.
また,JSM2015では僕が意識していたからかもしれませんが,タイトルだけみても,データの「Dependence」に関連する発表は比較的多かったように思います.解析では,よく置かれる仮定として,それぞれのサンプルは「独立同一に...」というようなものがありますが,実際に「遺伝子」や「リスク管理」などの分野では,サンプル間に相関/関連性が認められることが多く,このような場合には,どのような解析手法を用いるのが適切なのか?というのがいくつかのセッションで発表/議論されていました.
発表の分野としては,「機械学習」もありましたし,「経営」「マーケティング」「因果推論」「スポーツ(メジャーリーグの投手の解析)」などもあったようです.同時進行でセッションは進んでいるため,全てに出ることは叶わないのですが,アブストラクトをみていても,これはおもしろいな!と思えるものがいくつもありました(終了後にも,みれるようにしてほしいのですけどね笑).
あと,EXPOというのも開催されていて,企業ブースがあったりします.SAS, R-Studio, Revolution R, Springer, CRCなどなど,統計やってる人に取ってはお世話になってる企業がずらりと揃っていました.ステッカーいろいろ頂きまして,Macbook Airに貼らせてもらっています♪
p.s.
セッション終了後には,近くのマーケットに御飯を食べにいったりしましたが,スタバの1号店が近くにありました.
あと,アメリカで食べるSubwayはボリュームが大きくて,格別でした!(/∇\*)
研究以外のこと
Stanを使い始めた.
そういえば,Stanを本格的に使い始めました.なんというか,自分でMCMC書くのがちょっと面倒になってきまして,モデルをいくつも試すなら,やっぱりStanかなぁと思って,Stanを岩波データサイエンスとStan Manual v2.8.0を片手にいろいろ書いてみたのですが,確かにうまくサンプルとれてそうだけど書き方が下手なのか,とにかくサンプリングが遅い気がして,悶々としています.ただ,とっても楽です♪.あと,使えることは分かったけど,これ理論的な証明どうなってるんだろ?というところで悩み始めておりまして,論文を読みあさっております.
岩波データサイエンス
今年の猛省.
これは,「オンラインゲーム」(オルクスオンライン)を様々な言い訳をつくってやり過ぎたという一言につきますね.とりあえず,ゲームはリタイアして,研究します(・ε・).
aurcus.jp
次回
明日は,年末年始にできる簡単な統計の復習を書いてみます〜!